ユーザーはもちろんだが、クライアント自身も「ターゲットとなるユーザー像」のイメージやデータをほとんど持っていないケースが多い。

ユーザーにとって

だからこそ、まず必要なのは、「何をお探しでしょうか?」 だ。

面白いもので、オフラインだと鬱陶しい声かけ店員そのものなのに、オンラインでは思いの外これが刺さる。

リアルの店舗なら「いや、見てるだけです」と逃げられる。

でもWebサイトを訪れたユーザーは、自分が何を探しているのかを自覚できていないまま、なんとなくページを彷徨っていることが多い。

そこに「何をお探しですか?」と差し出す導線があると、意外なほどスムーズに動いてくれる。

クライアント(企業側)にとって

クライアントの担当等、ある程度問い合わせユーザーのデータ等を、営業と連携して蓄積していたり、CRM等を活用していればこういったブレが少ない。

ただ、どの会社も予算や担当のリソースが潤沢にあるわけではない。

自ずとこういったデータやイメージを見失っているケースも少なくない。

あたりをつけた動線をいくつか用意しておきパラメータを

そもそもであれば、ポップアップで

と分けるだけでも良い。

そもそも、自社にはどっちが多く来ているのかがわかる。

具体例

葬儀社(toC)の極端なケース:

サービスページの導線に

など、すべて同じフォームへの動線を設ける。
その上でパラメータと引き継ぎ設定をしておけば、フォームの入力もスムーズで、企業側もデータがたまる。

実際はこんな単純でなくて、もう少し細分化したり、ページによって項目を分けたり、さまざま。

まとめ

「クライアントのCVを増やすこと」が目的としてSEOなりコンサルなり入るケースが多いが、

その実そのために必要な情報やニーズが浅いまま発進してしまうケースが少なくない。

まずはちゃんと

「来たユーザーが迷わず欲しい情報なりものなりに辿り着ける設計か?」

を見直して欲しい。

サイトの成熟度も高くSEOも強いサイトほど、結構この辺がぐちゃぐちゃでコンテンツ量だけかさばり、変に動線を動かしづらいみたいなケースも。

私たちはアパレルの店員ではないので、堂々と「何をお探しでしょうか?」とアナウンスしたいところである。

※本記事はアパレルの店員を卑下するものではありません。彼らもノルマなり上司の命令なり色々大変なはずです。

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葛西 洋介

都内Webマーケティング企業に勤務。対応サイトは過去大小含め100サイト以上。
企業サイトの案件が多く、SEOというよりは事業理解や現実的なマーケティング側面を大切にしています。